FXに挑戦してみたいと思っている人はたくさんいるでしょう。
ただ、
「FXの仕組みがいまいちよくわからない」
という疑問を抱え、中々挑戦できずにいる人もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、FXとは一体何なのか、誰でも気軽に勝てる投資なのかということについて、詳しく解説していきます。
FXってどんな仕組みになっているの?
FXというのは、2か国間の通貨を売買して、その差額で稼ぐという仕組みになっています。
通貨を保有して、スワップポイントを得るというやり方もあるのですが、これは比較的上級者向けと言えますので、初心者はまだ覚えなくて良いです。
例えば、米ドルが1ドル100円の時に買って、120円の時に売れば20円の利益が出ますよね。
これが、FXで利益を獲得する基本的な方法になるのです。
FXに挑戦するメリットって何?
では、FXに挑戦するメリットとは一体何なのでしょうか。
レバレッジ取引ができる
どの投資方法でも、基本的には自分が用意した資金をもとに売買を繰り返していきます。
しかし、FXの場合はレバレッジという仕組みを使うことができるのです。
これは、小さな資金でより大きなトレードができるシステムのことで、国内業者を使えばマックス25倍のレバレッジをかけてトレードすることが可能になります。
このようなことから、そこまで多くの資金を捻出できない人でも、利益を出しやすいと言えるのです。
株に比べて取引時間が長い
FXは、平日であれば24時間取引をすることができます。
その理由は、日本の市場が閉じてしまっても、世界のどこかで違う市場が開くからです。
そのため、日中はサラリーマンとして働いている人でも、夜型の人でも気軽に投資をしていくことができるのです。
株式投資の場合は、前場と後場に分かれていて、前場は平日の9時から11時半、後場は平日の12時半から15時までになっています。
そのため、日中仕事をしている人は投資をすること自体が難しくなってしまう事もあるのです。
価格が上がっても下がっても利益を出せる
株の場合は、基本的に買いから入ります。
具体的に言えば、株価が上がることを期待して投資をしていくのです。
空売りという、株価が下がることによって利益を得られる方法もありますが、初心者には難易度が高くなります。
一方、FXというのは為替が値上がりしても、値下がりしても利益を出すことができるのです。
FXに挑戦するデメリットは?
とはいえ、FXにもいくつかのデメリットが存在します。
これから紹介するデメリットを理解せずに始めてしまうと、後悔してしまうことになりますので、最後までしっかりと確認しておきましょう。
損失を出す可能性がある
FXというのは、大きな利益を得られる可能性がある一方で、大きな損失を出してしまうこともあります。
また、覚えておかなければならないのが、自分が用意した金額以上の損失を出してしまう可能性もあるという事です。
株式投資の場合は、空売りをしない限り、どれだけ損をしても自分が用意した資金以上の損失を出すことはありません。
しかし、FXの場合は資金がマイナスになる事もあり、この場合は追証といって、追加で入金をしなければならなくなるのです。
相場を完全に読むことは難しい
FXで勝つためには、相場の流れを先読みして、ポジションを取っていく必要があります。
具体的には、
「これから値上がりしそうだな→買い」
「これから値下がりしそうだな→売り」
という形です。
しかし、相場を完全に読むという事は、どれだけスキルの高い投資家でも不可能です。
そのため、できるだけたくさんの分析を行って、慎重に取引を行っていく必要があります。
分析をせずに予想だけで取引を行ってしまうと、それは投資ではなくギャンブルになり、大損の原因となりますので注意してください。
FXに必要な資金ってどれくらいなの?
FXに必要な資金というのは、利用する業者によっても異なります。
ただ、近年は数百円、数千円から始められる業者も出てきていますので、一度も投資経験、FX経験がない初心者はこのような業者を選んでみることをおすすめします。
ただし、数百円、数千円の資金で取引をしても、数円、数十円程度の利益しか得ることができないでしょう。
そのため、ある程度FXのコツを掴んだら、少しずつ資金を増やし、必要に応じてレバレッジをかけて取引をしてみることをおすすめします。
まとめ
FXというのは、2か国間の通貨を売買して、その差額で稼ぐ投資方法です。
FXは、低資金で始めることができ、株と比べると取引時間も長いため、コツを掴めばまとまった利益を得ることも可能です。
とはいえ、FXでまとまった利益を上げるというのは決して簡単なことではありません。
そのため、最初は少ない資金で始めて、スキルと知識が身についてきたら資金を追加し、レバレッジをかけて大きな取引に挑戦してみることをおすすめします。