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CFD取引のメリット・デメリットを解説!差金決済取引の仕組み

CFD は Contract for Difference の略称です。 CFD は株式や商品などの価格変動に対して資金を取り引きする仕組みのことを指します。CFD トレーダーは、株式や商品の価格が上がることを予想して資金を取り引きすることで利益を得ることができますが、逆に下がることもあり、資金の損失になることもあります。

投資に少しずつ慣れてくると、色々な投資に興味が出てきますよね。このような人の中には、「CFD取引って何だろう?」という疑問を抱えている人も多いでしょう。

そこでこの記事では、CFD取引の仕組みやメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。

CFDって一体何?仕組みはどうなってるの?

CFD取引というのは、正式名称を「差金決済取引」と呼びます。

これは、対象商品の受け渡しを行うことなく、取引による損益のみを受け渡す投資手法となります。

例えば、金投資を行うときに5,000円で購入して7,000円で売却をすれば2,000円の利益になりますね。

この時は実際に金そのものを売買するのではなく、金の価格で取引を行うことになります。

これをCFDと呼ぶのです。

CFDのメリットって何?

では、そんなCFD取引には一体どのようなメリットがあるのでしょうか。

銘柄数が多い

CFDには、

・株価指数
・債券
・株

など、様々な銘柄があります。

このような商品に対してレバレッジをかけて取引を行うことができるため、上手に活用することができれば利益を最大化することができるのです。

いつでも取引できる

投資をしたいと思っている人の中には、

「昼間は会社員として働いているから中々時間がない」

という人もいるでしょう。

株式投資をする場合は、平日の限られた時間しか取引ができないためかなり不便な思いをしてしまいますよね。

しかし、CFD取引の場合は24時間取引を行うことができるのです。

なぜなら、世界中にマーケットがあり、日本のマーケットが閉まっているときでも世界中のマーケットで売買ができるからです。

売りから入ることができる

株式投資を始める場合、基本的には「買い」から入ることになります。

つまり、値段が上昇していかないと利益を出せないということです。

CFDの場合は、売りから入ることができるため、仮に相場が下落してしまったとしても利益を出しやすくなるのです。

手数料がかからない

投資信託や株式投資を行う場合は、必ずと言っていいほど様々な手数料がとられます。

CFDの場合は取引手数料がかからないことが多く、発生するコストはスプレッドのみという状態になることも多いため、初心者でもコストを気にせず取引をすることができるのです。

資金が少なくても始められる

先ほども解説したように、CFDではレバレッジをかけて取引をすることができます。

レバレッジというのは、自己資金を担保にしてより多くの取引を行うことを差します。

このレバレッジを活用することで、資金が少ない人でもより多くの利益を狙いやすくなるのです。

ただし、レバレッジをかけすぎると損失を出してしまった時のダメージも大きくなりやすいため注意しましょう。

リスクヘッジがしやすい

配当が出る金融商品に投資をしている場合且つ、買いポジションで入っている場合には配当をもらえる可能性もあります。

つまり、CFDの売買益というキャピタルゲインを得ながら、配当というインカムゲインを得ることも可能になるということです。

投資には「絶対」という言葉がありませんので、常にリスクを抱え続ける必要があります。

しかし、配当金をもらえる可能性もありますので、他の投資に比べるとリスクヘッジをしやすくなるのです。

CFDのデメリットは?

CFDには様々なメリットがありますが、デメリットもいくつか存在しています。

では一体どのようなデメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

選択肢が多すぎる

まずは選択肢が多すぎるということです。

先ほども解説したように、CFD取引が行える銘柄は星の数ほどあります。

これは時にメリットになることもあるのですが、デメリットになってしまうこともあるのです。

特に投資初心者においては、

「どの銘柄を選べばいいの?」

という状態になってしまう可能性があり、中々投資先を見つけられなくなってしまう可能性もあります。

情報収集が難しい

海外の銘柄でCFD取引を行う場合、情報収集がかなり難しくなることもあります。

国内の銘柄であれば、ネットやニュース、新聞などで情報収集することができますよね。

しかし、海外の場合はそう簡単に情報を集めることができなくなってしまいますので、初心者には難易度が高くなってしまう可能性があるのです。

情報収集をしていない状態でCFDに挑戦してしまうと、大きな損失を被ってしまうことがありますので注意しましょう。

まとめ

CFD取引というのは、対象商品ではなく損益のみを受け渡す投資方法です。

非常に多くの銘柄が対象となっていますので、自分のライフスタイルや興味に合わせて投資を行っていくことができます。

とはいえ、CFD取引にもいくつかのデメリットが存在していますので、挑戦する場合は最低限の基礎知識を身に着けて、リスクを知った上で行うことをおすすめします。

そうすることで、上手にリスクヘッジを行いながら自分の目標とする利益を上げていくことができるようになるでしょう。