CMやネット広告などでよく目にする「消費者金融」
もしかしたら、利用を検討している人もいるのではないでしょうか。
しかし、消費者金融と聞くと、何となく怪しいイメージを持ってしまう人もいますよね。
そこでこの記事では、消費者金融は本当に怪しいのかという事について、詳しく解説していきます。
消費者金融って一体何?
消費者金融というのは、その名の通り我々一般消費者に向けて、お金を貸してくれる業者です。
では、そんな消費者金融の具体的な特徴や安全性について、詳しく見ていきましょう。
特徴
消費者金融では、担保や保証人が不要で、個人にもお金を貸してくれるという特徴があるのです。
また、消費者金融の貸付方式というのは、お客さんを一度審査した上で、専用のカードを付与し、自動で貸し付ける方式となっていることが多いです。
安全性
消費者金融は、映画やドラマなどでも、悪者にされることが多いです。
とはいえ、消費者金融というのは、日本の法律に基づいて適切なサービスを提供しています。
そのため、認知度が高く、テレビCMなどを打ち出している会社であれば、暴利を請求されたり、ヤクザのような取り立てをされることありません。
ただし、中には法律の目をかいくぐり、かなりの暴利を取っている会社もあります。
ただ、これらは全て「闇金」という位置づけになり、場合によっては10日で1割(通称トイチ)の金利を要求されることもあるのです。
闇金とは何が違う?
先程の説明でも少し出てきましたが、もう少し具体的に闇金との違いについて見ていきましょう。
違法性
闇金というのは、基本的にどの法律も守っていません。
つまり、
「搾れる人から徹底的に絞る」
というスタンスの元、貸し付けを行っていることが多いです。
危険性
闇金というのは、
「何としても回収する」
というスタンスを取っていることが多いです。
これは消費者金融も同じなのですが、商社金融の場合、仮に返済が滞った場合は法律の力を借りて回収をしようとします。
しかし、闇金の場合は、暴力や暴言、脅迫などを利用して取り立てをしようとすることも多いです。
そのため、場合によっては映画やドラマ、漫画などでよくある、
「家の玄関をどんどん叩かれる」
「玄関に落書きをされる」
「職場に来て大声て叫ばれる」
という迷惑行為をされてしまう事もあります。
消費者金融を使うための条件はある?
次に、消費者金融を使うための条件について、詳しく解説していきます。
年齢条件
消費者金融は、20歳~69歳を対象にサービスを展開しています。
ただ、これはそれぞれの業者によって異なり、中には最低年齢を引き上げて、20歳では使えないようにしている所もあるのです。
収入条件
無職で収入がない、あるいは不安定の人への貸し付けは行ってくれないことが多いです。
なぜなら、リスクが高すぎるからです。
とはいえ、
- 年収500万円以上
- 年収1000万円以上
というような厳しい制限はないことが多く、基本的には安定収入があれば貸し付けてくれます。
簡単に言えば、月給制の会社員であれば問題なく利用できるという事です。
職業条件
先程、会社員であれば問題なく利用できると解説しましがた、職業による条件は設けていないことも多いです。
そのため、
- アルバイト
- パート
- 派遣
などでも利用できることが多いです。
ただ、毎月一定の収入があり、尚且つそれが継続する見込みがない場合は審査に落ちてしまうこともありますので、注意してください。
消費者金融を利用するメリットは?
次に、消費者金融でお金を借りるメリットについて、詳しく見ていきましょう。
すぐに融資してもらえる
消費者金融の場合は、申し込みをしてから融資までの時間がかなり短いです。
このようなことから、
「どうしてもすぐにお金が必要」
「一時的にお金が必要だが、手持ちがない」
という場合でも、気軽に利用できるのです。
気軽に借りられて、気軽に返せる
消費者金融というのは、コンビニのATMや専用の無人ATMなどを使ってお金を借りたり、返したりすることができます。
そのため、いちいち店舗に足を運ぶ必要がなく、忙しい人でも気軽に利用できると言えます。
更に、借りたお金の使い道に制限がないため、どのような事に使っても問題ありません。
消費者金融を利用するデメリットは?
とはいえ、消費者金融でお金を借りる事には、いくつかのデメリットも存在しています。
金利が高い
消費者金融というのは、すぐにお金が必要な個人の強い味方になります。
ただ、利便性が非常に高いため、その分金利も高めに設定されていることが多いです。
このようなことから、借り入れを行う際はどれくらいの金利がかかるのかをしっかりと確認して、無理のない範囲で利用することをおすすめします。
高額借り入れは難しい
消費者金融では、高額の借り入れが難しくなっています。
というのも、総量規制という法律を元に貸し付けて行っていて、この法律によって、
「年収の3分の1以上の額を借りることはできない」
という事が決められているのです。
安全に利用するための注意点
最後に、より安全に消費者金融を利用するための注意点について詳しく解説していきます。
できるだけ知名度の高い会社を選ぶ
消費者金融には様々な種類があります。
ただ、まだ一度も利用したことがないという人は、テレビCMなどを打ち出しているような大きな会社を選んでみることをおすすめします。
このような大きな会社はマニュアルが完備されていることが多いですし、様々な許可を取り、ルールを守った上でサービスを提供しているのです。
目先の感情で借り入れをしない
中には、
「バッグが欲しい!」
「旅行に行きたい!」
という衝動に駆られてお金を借りようとする人もいるのですが、これは大変危険なことです。
そのため、本当にお金を借りる必要があるのか、問題なく返済していけるのかという事を吟味した上で、計画的に利用していくことをおすすめします。
余裕があればまとめて返す
消費者金融を利用すると、毎月コツコツと返済していく形になるのですが、仮に資金に余裕ができた場合は、まとめて返してしまう事をおすすめします。
そうすることで、完済までの期間を短くすることもできますし、支払うべき金利も少なくすることができるのです。
まとめ
消費者金融というのは、すぐにお金が必要な個人に担保なし、保証になしで融資をしてくれる業者のことを指します。
まっとうな会社は、法律を守って貸し付けを行っていますので、安全性が高いと言えます。
ただ、中には法律を無視した悪質な会社などもありますので注意が必要です。