デビットカードを作ってみたいと考えている人はたくさんいるでしょう。
しかし、仕組みについてよくわかっていない人も多く、発行を躊躇してしまっている人も多いです。
そこでこの記事では、デビットカードの基本知識について詳しく解説していきます。
デビットカードって一体何?
デビットカードを使うと、支払いをした瞬間に、その金額が銀行口座から引き落とされます。
このようなことから、
- 自分が持っているお金の範囲内で買い物をしたい人
- あまりお金に余裕がない学生
などから人気を集めています。
また、基本的に支払回数は1回払いのみとなっていますので、
「分割にしたから毎月支払いが大変で・・・」
という事にもなりません。
更に、キャッシング機能も付いていませんので、自立していない学生や、浪費癖がある人でも安心して使えるのです。
2つの種類があるって本当?
デビットカードには、2つのタイプが存在しています。
そのため、作成を検討している人は、これから紹介する特徴をもとに、自分に合った方を選択してみてください。
海外でも使えるタイプ
国際ブランドのデビットカードであれば、基本的に全世界で利用することができます。
国際ブランドというのは、
- VISA
- JCB
などのことです。
日本でしか使えないタイプ
一方、J-Debitというタイプは、日本でしか使うことができません。
そのため、海外で使いたい場合は、国際ブランドタイプを選ぶ方が良いでしょう。
デビットカードを持つメリットって何?
では、そんなデビットカードを持つメリットとは一体何なのでしょうか。
使い過ぎを抑制できる
カードを使った決済というのは、非常に便利です。
なぜなら多額の現金を持ち歩く必要もありませんし、小銭を一生懸命探す必要もないからです。
しかし、現金を支払うという感覚を味わえないため、使いすぎてしまう事があるのです。
とはいえ、デビット決済では、残高以上の買い物ができないため、使い過ぎを抑制することができます。
審査がない
デビットカードというのは、審査が必要ありません。
なぜなら、口座から現金が引き落とされるだけだからです。
そのため、収入が不安定な人でも、学生でも作ることができるのです。
ポイントがもらえることもある
デビットカードを発行している会社の中には、独自のポイントを発行してくれるところもあります。
このポイントは、1回の決済だけでみると大したことがないように思えますが、積み重ねていくことでかなり大量のポイントを貯めることができるのです。
貯まったポイントは会計に使ったり、特典と交換したりすることができます。
デビットカードにデメリットがあるって本当?
とはいえ、デビットカードにはいくつかのデメリットも存在しています。
後払いは不可
デビットカードというのは、即時払いでしか使えません。
中には、
「手元に資金がないから、来月まとめて払いたい」
と考えている人もいるはずです。
しかし、デビットカードにはこのような機能はありませんので、間違えないようにしましょう。
使えないサービスもある
中にはデビットカードを利用できないサービスもあります。
代表的なのは、
- 定期購入
- ETC
などです。
そのため、
「そもそもデビットカードを使って決済できるのか?」
という事を事前に確認することをおすすめします。
作成時の注意点
最後に、デビットカードを作るときの注意点について、詳しく解説していきます。
年会費
先ほども解説したように、デビットカードというのは様々な金融機関が発行しています。
そのため、中には年会費が発生するカードもあるのです。
ただ、デビットカードの年会費というのは非常に無駄ですので、できるだけ年会費が0円のカードを選ぶことをおすすめします。
ポイント還元
デビットカードの旨味は、ポイント還元にあります。
現金で支払いをした場合は、その商品やサービス以外に何も貰うことができません。
しかし、デビットカードで支払いをすることで、商品やサービス以外にもポイントを貰うこともできるため、通常の決済よりお得になるのです。
ただ、このポイント還元割合というのは、発行元の会社によって異なりますので、しっかりとチェックしておくことをおすすめします。
更に、一定の条件を満たすとポイント還元率が上がるというルールを設けている所もありますので、このようなルールについても忘れずに確認しておきましょう。
まとめ
デビットカードを使うと、支払った瞬間に銀行口座から代金が引き落とされます。
そのため、クレジットカードのように使いすぎてしまう心配がなく、安心して利用できると言えるのです。
ただし、デビットカードを利用した決済にも、メリット、デメリットがありますので、これから利用する人はしっかりと確認した上で、慎重に活用していくことをおすすめします。
また、発行している金融機関によって特典やルールなどが異なりますので、自分に合ったデビットカードを見つけてみましょう。