猫の食事であるキャットフードにはドライタイプやウェットタイプなどの種類があり、どれにしたら良いのか迷ってしまう人もいるかもしれません。
そこでキャットフードの選び方やおすすめランキングをチェックしてみると良いでしょう。
大切な猫に与える食事は安全なものを選ぶというのが第一条件です。
体調に合わないフードを選んでしまった場合、病気のリスクが高まってしまうので注意が必要です。
また、添加物たっぷりの危険なフードを与えてしまうと寿命が縮んでしまうといったことも考えられます。
猫の健康を保つためにはまず、目的に合ったキャットフードを選ぶことがポイントです。
総合栄養食とは

総合栄養食なら他の食事を食べさせる必要はなく、これと水を与えるだけで猫が健康に生きていくことができるのです。
ちなみに、日本の総合栄養食の基準はアメリカの栄養基準を参考にしています。
いろいろな試験をクリアした商品のみが総合栄養食と表記することができるため、きちんとパッケージを確認しましょう。
猫の健康が気になる場合、食事療法食を選ぶのがおすすめです。
これは体調に合わせて栄養素が調整されたフードのことであり、普通のフードとは異なります。
総合栄養食の購入できる場所
基本的には動物病院で購入することになりますが、最近では通販サイトや実店舗などで購入することもできます。
しかし、よく考えずに与えてしまった場合、逆に猫の体調が悪くなってしまう可能性もあります。
そのためドクターに相談してから与えるようにしましょう。
ドライタイプとウェットタイプ

猫があまり水を飲まないという場合、水分量の多いフードを選ぶという方法もあります。
特に子猫などは水分をなかなか摂取できず、脱水症状を起こすことがあるので注意しましょう。
ドライタイプ
ドライタイプのフードは水分含有量が10%以下であり、開封後の保存期間が長いという特徴があります。
コストパフォーマンスに優れており、いろいろな商品を選べることが特徴です。
しかし、粒が硬いので子猫やシニア猫にはあまり向いていないと言えます。
子猫やシニア猫に与える場合、お湯などでふやかしてから与えるようにしましょう。
ウェットタイプ
ウェットタイプは水分含有量75%程度のフードのことであり、こちらはとても柔らかいことが特徴です。
子猫やシニア猫にも安心して与えることができるでしょう。
しかし、口の中に食べかすが残りやすいため、虫歯のリスクが高まります。
また、一度開封してしまうとすぐに劣化するため、一度に食べきれる量だけ購入することが大切です。
セミモイストタイプ
セミモイストタイプは、ドライタイプとウェットタイプの中間のタイプです。
ドライタイプよりも加熱時間が短くなっており、水分量が多めになっているのです。
触ってみると柔らかいのですが、歯が弱っているシニア猫の場合は噛み切れない可能性があるので注意が必要です。
キャットフートの添加物に注意

キャットフードにはいろいろな原材料が使われていますが、添加物が多く使われているものは避けた方が良いでしょう。
添加物を多く摂取している場合、高齢になってから病気のリスクが高まります。
できれば人間が食べられる素材を使っているフードが良いでしょう。
添加物とは食品の加工や保存を目的として使用されるものです。
香料や着色料、保存料といったものがありますが、中には健康に悪影響を及ぼすものもあります。
無添加のフードなら猫が必要な栄養素だけを摂取することができますし、健康に影響が出てしまうこともありません。
猫はもともと肉食動物であり、穀物を多く摂取すると内臓への負担が大きくなると言われています。
穀物を使っていないフードを選ぶというのも大切
実は価格の安いフードの場合、原価を下げるために安価な穀物を大量に使用しています。
パッケージを確認し、トウモロコシや小麦といった表記がある商品には注意が必要です。
少し価格は高くなりますが、穀物不使用の表記がある商品を選んだ方が良いでしょう。
キャットフードの保存
ドライタイプのキャットフードは常温で保存できることが大きなメリットです。
しかし、長期間補完すると酸化が進んでしまうこともあるため、適切なサイズのフードを選ぶようにしましょう。
それ以上長く保管すると成分が変化してしまうこともありますし、猫の健康に影響を及ぼすことがあるのです。
大容量ものはお得に感じるかもしれませんが、値段だけで選ぶのは避けましょう。
猫が一匹ではなく、数匹いる場合は大容量のお得な商品を購入しても良いかもしれません。
キャットフードの酸化が心配な場合、個包装のフードを選ぶという方法もあります。個包装なら酸化もしにくいですし、新鮮な状態のフードを猫に与えることができるのです。